2018-01-01から1年間の記事一覧
競技かるたの選手たちは試合中も絶えず暗記を繰り返しています。 試合前の暗記時間で全ての札の決まり字と場所を正確に覚えたのに、なぜ試合中も暗記をするのか? それは「試合中に札の決まり字も場所も変わり続けるから」です。 まず、札の決まり字は主に試…
競技かるたの最高峰のタイトル戦である名人戦とクイーン戦。 毎年1月の1週目の土曜日に近江神宮にて行われています。 この名人戦とクイーン戦、実は観覧できるってご存知でしたか? 今回は観覧の方法や実際の様子などについて簡単にご紹介します! 競技時…
あ〜お 相手陣(あいてじん) 対戦相手の陣地のこと、敵陣。 当たり札(あたりふだ) 自陣と相手陣のどちらかにあり、詠まれた札。 ありあけ(ありあけ) 競技かるた専用の読み上げ機のこと。 暗記(あんき) 文字通り、札の位置を覚えること。 暗記時間(あ…
競技かるたの大会は基本トーナメント制です。 決勝戦まで勝ち進むことができれば帰る時間は夜になりますが、1回戦で負けると午前中や正午くらいで終了ということになります。 そこで今回はかるたの大会で負けてしまった時の過ごし方についてご紹介します。…
畳の上で長時間同じ姿勢を続ける競技かるたでは、意外と体が痛むことがあります。 特に膝が痛くなるというのは一番多い悩みです。 ↑競技かるたの試合ではこのように手と足で体を支える構えをしますが、手は札が詠まれたら瞬時に動かさないといけないですし、…
普段の練習では袴を着ることはまずない 普段の練習ではジャージにTシャツなどラフな格好をすることがほとんどです。 かるたの試合は思ったよりも激しいので、運動に適した服装をしている方がやりやすいというのが一般的な感覚だと思います。 http://karuta-d…
「本大会は一般社団法人、全日本かるた協会の競技規定並びに競技会規定に乗っ取り行います。」 だいたい競技かるたの大会では審判長からこうした文言があると思います。競技規定や競技会規定というのは、かるたのルールのことです。全日本かるた協会が通知し…
競技かるたの世界では「大会で結果を残すこと」がかなり大きな部分を占めているのが現状です。いくら強くても、練習試合で勝っていても基本的には大会に出場しなければ段位を取ったり昇級することは出来ません。 そのため多くの選手が大会に参加しますし、練…
今回はモメについてです。 競技かるたにおける「モメ」 競技かるたは言うまでもなく1対1で行う対人競技ですが、基本的に審判はつきません。そのため、試合中微妙なプレーがあった時は選手間の話し合いによって判断(ジャッジ)されます。 一部の試合(名人…
今回は《札分け》と《札合わせ》についてです。 札分け・札合わせ=団体戦の終盤で行う札調整のこと 札分け(ふだわけ)と札合わせ(ふだあわせ)は団体戦の終盤で行われる札を調整する戦術のことです。 札分けは自分の持っている札と仲間が持っている札が違…
競技かるたの試合中に多い怪我については前回まとめました。 http://karuta-doujou.com/no-categoly/kega/ その中でも特に多い怪我の1つである「突き指」について今回は説明していきたいと思います。 突き指とは 突き指は、指が何か固いものにぶつかり生じ…
百人一首の優美さとは対照的に、実際の競技かるたの試合はとても激しく、怪我をすることも結構あります。 そんな激しさから競技かるたは『畳の上の格闘技』とも言われます。 今回は実際のかるたの試合でどのような怪我が発生するのかを紹介していきます。 (1…
Twitterアカウント作成しました! みなさま、いつも競技かるた道場「なにわづに」にお越しくださり、誠にありがとうございます。 サイト管理人の蜂丸です。 この度、競技かるた道場「なにわづに」をより便利に利用していただくために、Twitterアカウントを作…
競技かるたの大会はトーナメント制を採用しているため、参加者が64人や128人など丁度2の階乗の人数にならない限り不戦勝が発生します。 例えば参加者が70人だった場合、次の試合から64人にしたいので減らすべき人数は6人。つまり試合をするのはた…
「あるある」がありすぎて… 以前の記事では、競技かるたの経験がある人なら誰でも感じたことがあるであろう「あるある」を書きました。 http://karuta-doujou.com/no-categoly/basic-aruaru/ 今回は競技かるたを長く経験してきた有段者にこそ分かるような、…
誤解されやすい競技かるたのあれこれ 漫画「ちはやふる」の大ヒットによって瞬く間に知られるようになった競技かるた。 でも、「競技かるた」と聞いてイメージすることが、必ずしも正しいというわけではないんです! 前回の記事の「競技かるたあるある」に近…
競技かるたをしていると分かる小ネタの数々… どの世界でも存在するものですが、競技かるたの世界でも「こういうことあるよね!」というあるあるが存在します。 競技かるたをまだ始めてない人は「ふーん、こんなことがあるんだ」と思ってもらえれば良し、 競…
競技かるたは「畳の上の格闘技」とも呼ばれ、百人一首の雅のイメージとは正反対の激しい動きをします。実際、競技かるたを題材とした漫画「ちはやふる」では主人公の千早たちが競技かるた部の活動の一つとして、ランニングをしたり、体幹を鍛えるトレーニン…
お手つきをすると相手から1枚札が送られます。 相手がマイナス1枚、自分がプラス1枚となるので、お手つきをすると実質2枚取られたのと同じダメージということになります。 そのため、かるたの試合ではお手つきの回数が勝敗を決めることもあります。 自…
10月13日(土)に放送された番組「THE 大金星」の中で競技かるたの企画がありました。 名人戦を3連覇した岸田元名人に3人の若手女流選手が挑戦するという企画です。 番組前の宣伝はこちら↓↓ http://karuta-doujou.com/topic/dai-kinboshi/ ハンデなどは一…
10/13(土)にテレビ番組で競技かるたが取り上げられるとのことなので、一応お知らせしておきます〜(^_^) 概要 【日時】10月13日(土)19:00~21:00 【放送局】フジテレビ 【放送内容】 これからのかるた会を担う、3人の若手女流が大金星を掴むべく、横綱に…
かるたを始めてまず最初の目標の1つが「C級(初段)になる」という目標ではないでしょうか。 しかし、なかなかD級で入賞できずにC級に上がれない人も結構います。 そこで、今回はD級からC級になるための方法をご説明しますo(^▽^)o C級になる条件(おさらい…
競技かるたで勝つためには様々な要素が必要です。 素早く札を取るための払い、長い札をしっかり取る囲い、戦いを有利にするための送り札…… などなど しかし、かるたの試合で勝つために一番大事な要素は「暗記」です! どんなに綺麗に払うことができても、戦…
競技かるたの試合では100枚の取り札のうち50枚を使い、2人の選手がそれぞれ25枚ずつ自分の陣地に並べていきます。 (札の並べ方のルールについてはこちらを参照してくださいね!) この時に選手は札を何となく並べているわけではなく、「この札はここに置く…
E級とD級って何が違うの? 競技かるたには段と級があると言う話を以前の記事で紹介しました。 その中で、無段にはE級とD級の2つの級があることをお話ししましたね。 今回は、E級とD級がどう区別されているのかについて紹介していこうと思います。 E級とD級…
勝利は一日にして成らず! 競技かるたの選手は誰だって試合で勝利したい。 でも、試合で勝つためには練習が必要不可欠。 そんな練習は練習試合はもちろん、それ以外にも色々な方法があります。 色々な練習方法は次回紹介するとして、今回は「練習試合を効率…
競技かるたをしてみたい! 競技かるたを扱う少女漫画『ちはやふる』が大人気となったことで注目され始めた競技かるた。「競技かるたってかっこいい!やってみたい!」と思われた方も多いと思います(^ ^) 今日はそんな方々のために、【練習参加編】として、実…
「競技かるた」って? この「競技かるた道場 なにわづに」という競技かるた専用のサイトを立ち上げて何本か記事は作ってきました…が! 「ただ流れだけが知りたい!」「ルールをもう少し詳しく知りたい」とお思いの方も多いので、今回は流れをざっくり説明し…
競技かるたの札の並べ方には決まりがある! 「かるた」といえば、百枚の札がランダムに置かれたものを取りあう散らし取りを想像すると思いますが、競技かるたは置き方に決まりがあります。 競技かるたについて知りたい、家で練習したいというときに参考にし…
以前、競技かるた専用読み上げアプリ「ありあけ2」の中で抜き札機能があるのが便利だという話をしました。 http://karuta-doujou.com/practice/ariake2/ この記事では「抜き札の仕方は?」「抜き札をするメリットは?」についてご紹介しようと思います。 抜…