かるたの試合でNGな服装はこれだ!

さて前回の記事では競技かるたの一般的な服装(試合着)について紹介しました。

今回はその続きとして、競技かるたでの良くない服装の例について説明していきます!

なお実際の規定は競技規定細則を参照してくださいね!

 

利き手に装飾品はNG

競技かるたでは片方の手(利き手)を有効手と呼び、有効手で札に触った場合のみ取りとなります。

実際の競技では札が読まれた瞬間に両選手が有効手を伸ばし、場合によっては激しく交錯します。

そのため、有効手に指輪をつけたり、爪を伸ばしていると相手にケガをさせてしまう恐れがあり、かるたでは禁止されています。

禁止されているものは以下のようなものです。

  • 指輪・リング
  • 時計
  • ブレスレット
  • 付け爪、長い爪
  • 手袋

などなど。逆に有効手に付けていいものは絆創膏やテーピングなどです。

かるたでは手が当たってケガをしたり血が出ることがあるので、そういったものはやむを得ないと判断されます。それ以外はNGです。

 

目の前で揺れるものはNG

また相手の目の前で揺れるものも妨害になるとみなされ、禁止されています。

集中しているときに目の前で揺れているものがあると気になっちゃいますからね。

具体的には以下のようなものが該当します。

  • ネックレス
  • イヤリング
  • 長い髪

髪については長髪が禁止されているということではなく、髪が長くて相手の前で揺れる場合は後ろで縛るなどしましょうということです。

ネックレスやイヤリングも揺れないで固定するのであれば一応問題ないのですが、わざわざ身につける必要もないと思います。

 

胸元の大きく開いた服など

かるたの試合中は前傾姿勢となるため、サイズの大きすぎる服や首元に余裕のある服を着ると胸元が大きく露出されてしまうことになり、良くないとされています。

同様にショートパンツやスカート(特に丈の短いもの)も避けたほうがいいでしょう。

あと、あまり丈の短いTシャツを着ると前傾姿勢をとった時に背中が露出してしまうことがあるので注意しましょう。

 

その他

その他は特に具体的には規則に書いてはいないのですが、

競技時の服装については、対戦者並びに観戦者に不快感を与えないものを着用しなければならない。

という観点から良くないと思われるものをいくつかピックアップしてみました!

 

サングラス

かるたの試合は屋外で行うわけでないので不要ですよね。

かけたからといって直接的に迷惑をかけるというものではないのでしょうが、相手を威圧しているようにも見えますし、何よりかるたの雰囲気と明らかに合ってませんね。

 

帽子

帽子がダメという記載は無かったのですが、被っている人はまず見たことがありません。

被る必要がありませんし、頭と頭が近づく競技なので、相手が気になる可能性が高いです。

ちなみにカツラは問題ないと思われます。

 

【追記】じゃあどんな服装なら良いの!?

競技かるたの一般的な服装についてはこちら

競技かるたのおしゃれについてはこちらの記事でまとめています。