試合をするときの一般的な服装は?
競技かるたをこれから始めるという人にとって疑問の1つが「どんな服装で行けばいいの?」ということだと思います。
他の競技と違って競技かるたの試合を見る機会はまだそれほど多くないので、どんな服装で行けばいいのか悩みますよね。
今回は競技かるたの試合をするときの服装について説明します!
和装と洋装どっち??
競技かるたといえばお正月のかるた取り。
和装できっちりというイメージも強いと思います。
しかし、実際には和装で試合をすることはあまり多くありません。
かるたの伝統的な側面から和装で試合をすることが一応推奨されていますが、和服(袴)は値段が高く、着るのが大変であるといった理由から普段は着ないことが多いです。
一部の大会では和装を義務付けている大会もありますが、名人戦クイーン戦や女流選手権、全国大会のA級など上位の大会がほとんどで、初心者が参加できる大会で和装が義務のものはまずないと考えてよいでしょう。
http://karuta-doujou.com/item/hakama/
一般的な試合着
かるたの試合着としてはTシャツ&ジャージがもっともオーソドックスなスタイルです。
動きやすさを重視した格好です。
チームTシャツの人が多い!
かるた選手はよく背中に○○かるた会とか△△高校と書かれたTシャツを着ています。これらは各かるた会や部活で作ったチームTシャツです。かるた強豪の大学のTシャツを着ているとそれだけでなんだか強そうに見えたりします。
もちろん関係ないTシャツ、サッカー選手のユニフォーム、ネタTシャツなどいろんな人がいます。
下はジャージかスウェット
下はジャージを着ることが多いです。かるたは意外と足を動かす競技なので、スーツや制服で試合をすると膝のところが傷んで破けてしまうので、ジャージの方が都合が良いのです。
スポーティなジャージ派と、ダボっとしてスウェット派で割れるところです。
畳と擦れても膝が痛くならないようなものが良いと思います!
なおジャージでもカシャカシャ音がなるタイプのものは競技かるたには向いていません。
靴下は履くのか履かないのか
靴下は履いても履かなくてもどっちでもOKです。
靴下を脱いで素足で試合をすると滑りにくいというメリットがありますが、畳と足を擦って傷めてしまうことがあります。
反対に靴下を履いて試合をすると足を擦りにくいですが、滑ってしまうことがあります。
どちらが良いかは個人個人によって違うので、好きな方で良いです。
こだわりの強い人で、片足は靴下を履いて、片足は素足という人も見たことがあります。
その他のパターンは?
もっともオーソドックスなスタイルとしてTシャツ&ジャージ(またはスウェット)を紹介しました。
↓次はそれ以外で比較的よく見る試合着を紹介していきます。
パーカー派
上はパーカーを着るスタイルのひともそこそこいます。
かるたの大会は大きな武道場などで行うことが多く、暖房をかけても冬場は結構冷え込むため、防寒対策として着ているひともいます。
またチームTシャツではなく、チームパーカーを着ている大学もあります。
ただし、ひも付きのパーカーの場合は相手の目の前でひもが揺れて邪魔にならないように注意しましょう。
カーディガンやシャツを羽織る
同じく防寒対策として、Tシャツの上にカーディガンやシャツを着るひともいます。
最後まで着たまま試合をする人もいますが、暗記時間の途中で脱ぐ人、試合の途中で脱ぐ人など様々です。
試合の途中で脱ぐと、気持ちが入れ替わりますし、体が少し軽くなったような感じがして取りがよくなるとのことです。
ジーンズを履く
たいていの人は下はジャージやスウェットを履きますが、中にはジーンズやチノパンを履いている人も。
経験則ですが、こういう人は大抵玄人で、体の動きよりも駆け引きなど作戦面を重視して取る人が多い気がします。
【追記】もっと詳しく服装について知りたい!
そんな方のために、以下の記事を作成しました。
どこまでのおしゃれなら許されるか、経験談をもとに書いていますので、ぜひご参照くださいね!