【取り札】競技かるたの札はどこで買えるの?遊び用の札との違いなど

競技かるたをする上で絶対に欠かすことのできない道具、

それが「取り札」(とりふだ)です。

かるた会など練習会では備品の札がありますが、家で練習する時のためにも自分の札が欲しいですよね。

しかし、競技かるたをしたことのない人には意外と知られていないことなのですが、

競技かるたで使われている札は「競技専用の札」なんです!

ではこの「専用札」はどこで手に入れることができるのか?

また、普通のかるた札とはどう違うのか?

今回は競技かるたの取り札について簡単にご説明します〜

 

標準百人一首 取札

競技かるたで使われるこの取り札は正式には「標準百人一首 取札」というらしい。

(標準だったんだ・・・)

改めて言う必要も無いかもしれませんが、こちらの札は「取り札」で、書かれている文字は百人一首の下の句の方になります。

あきのたの かりほのいほの とまをあらみ

わかころもては つゆにぬれつつ

百人一首1番目の歌「秋の田の」の場合は「わかころもては〜」が取り札には書かれています。

ちなみに見えにくいかもしれませんが、札の左下に書かれている数字は「札の番号」を表しています。

年代順に1番の「秋の田の」から100番の「百敷や」まで数字が決めれています。

 

札はどこで買えるのか?

ではこの「標準百人一首 取札」はどこで買うことができるのでしょうか?

現在この商品を正式に取り扱っているのは京都の大石天狗堂という会社です。

大石天狗堂は主にかるたを中心とした日本の伝統的な娯楽用品(囲碁や将棋など)の商品の製造・販売を行なっている老舗会社です。

京都駅のから電車で約15分の伏見桃山駅から徒歩4分の位置にお店があるので、近畿圏の方は直接お店に行って買うのも手だと思います。

こちらのお店では競技かるた用の札以外にも様々な商品が置いてあるので、百人一首に興味のある方にとってはとても楽しいお店だと思いますよ!

ただ、京都に行くのはハードルが高いという方は大石天狗堂のHPからオンライン注文をすることもできるみたいです。

価格は2700円(+送料650円)です。

ただ、近年のかるたブームの影響か、需要に対して供給が間に合っていないということで、商品の到着が若干遅れているそうです。

 

Amazon楽天でも買えるみたいです

調べてみるとネットショッピングにも結構売り出されているようです。

便利な時代ですよね。

まずはAmazon

大石天狗堂で売っているものと同じ「標準百人一首 取札」を発見しました。

ただ、プレミア価格(?)なのか、公式のものと比べると値段がかなり高めの設定になっています。

まあリッチな人はこちらもアリかもしれませんが。

続いて楽天

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価格:3,370円 (2019/1/13 22:55時点)

他にも色々なネットショップで販売していたので、お急ぎの方はそちらでお買い求めください。

 

なお、似たような見た目で「読み札」も売っているのでお気をつけください。

読み札は取り札とは別物で、絵が書いてあるものになります。

 

専用札じゃないとダメなのか

百人一首の札なんてどこでも売ってるし、何でもいいんじゃないの?

と思う方もいるかもしれません。

しかし、答えはNOです!

一般的に売られている百人一首の札は競技かるたで使うことを想定しているのではなく、家庭などで散らし取りなどに使うことを考えて作られているため、作りが結構違います。

家庭用(遊び用)の札は

  • 札の大きさが小さい
  • 札が反り返っていない
  • 色が違う

などの違いがあげられます(ものによりますが…)

特に札が反っているかどうかは大きな違いだと思います。

競技用の札は札が大きく反り返っているため、札が飛びやすくなっています。

より実践に近い感触を覚えるためにも、初心者のうちから練習では競技用の札を使うことをおすすめします。